光包まれて空へと高く旅立つ
あなたを追うには翼が足りない

地に眠る亡骸は安らぎに満ちていても
魂に触れる事さえも叶わない

契りながら交わす日々が
夢の中で繰り返す
この翼を磔に
壊れるまでずっと離れないように

やがて朽ちていく身体は意思の隣で
想いに潰され蝕まれている

運命は決められた産声をあげた刹那
仕えるはあなただけなのにもういない

月の影に隠れている
彷徨う心の在り処
この翼はもう二度と
風を纏わないと誓った

穢れを知らず手向け続ける
哀れな天の獣

千切れそうな胸の痛み
罪と共に抱き締めて
この翼があなたのいた
証に寄り添って眠ろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

純潔のハルピュイア

閲覧数:161

投稿日:2013/03/19 08:43:34

文字数:281文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました