『無言の会話』

悲しい歌のような潮風が
君の長く細い髪を揺らす
僕はコートの襟を立てながら
静かに流れる雲を見てた
時は移ろい 世界は少しずつ変わり
僕たちも愛する気持ちを深め
お互いの幸せだけを祈ってる

言葉は何も交わさなくとも
二人寄り添い 無言の会話


寂しい涙のような波しぶき
君の銀色のイヤリングが光る
僕はポケットに手を突っ込み
鍵の束をジャラジャラ鳴らす
試行錯誤 一歩ずつ進むしかない
沢山の思い出 沢山の過ち
お互いの幸せだけを祈ってる

僕たちは遠くを見つめて
二人一つに 無言の会話

一緒に居た長い時間が
無駄な言葉を摘み取った

一緒に歩んだ月日が
飾らない二人にさせた

それでもたまには無駄な会話を楽しもう

そろそろ車に戻ろうか
僕はコートで君をくるんで
そして君は少女のように笑う

ライセンス

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無言の会話

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投稿日:2020/02/10 09:52:12

文字数:360文字

カテゴリ:歌詞

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