積み重なった「正しい」を
誰かが崩しては積み上げて
目をそらしてもう一度見たら
それはもうなくて
また僕は積み上げる

「これが悪い」と指はさせるのに
「これが正しい」とさせる自信はない
流れ行く人の言葉を
今 崩そう

壁があった 透明な壁が
僕はそこをどうやっても通れないよ
叫ぶ声も聞こえないよ
何をやっても意味が無いよ
影があった 涅色(くりいろ)の影が
僕はそれを何がなんでも欲しがった
手を伸ばしても届かないの
そこにある「正しい」に届かないの


積み重なった「過ち」を
過ぎ去ったものと認識して
目をそらしてもそこにあるから
何処にも逃げれない
また僕は過ちをおかす

「これはダメだ」と分かっているのに
「みんながしているから」っていう魔法の言葉
群がっている人の戯れ言を
今 壊そう

道があった 穴だらけの道が
僕の後ろに流れていっている
君の声は聞きたくないよ
僕の全てに触らないで
顔があった 作り笑いの顔が
皆はひどくそれを好んでいた
見ないようにしても見えてしまう
そこにある「偽り」が僕を見る


水の中 遅くなるモーション
綺麗な思い出 小さい時の記憶
どれもこれもみんな 僕のであり僕のでない
もう眠たいな 眠ろうか
無意味なことは全て捨てよう
そして明日を新しい僕で生きよう
それが僕にとっての「正しい」だ


壁は無かった 透明な壁は
影は無かった 涅色の影は
道は無かった 穴だらけの道は
顔は無かった 作り笑いの顔は

全部無かった 僕の見えてた全部は
ひとはそれを何がなんでも見ようとした
手を伸ばしても届かないくせに
そこにある「正しい」に
僕は人は手を伸ばす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

アタッチメントボーイ

「『正しくいる事』が一番正しい。僕はそれしか知らない。」

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投稿日:2018/03/26 22:42:10

文字数:719文字

カテゴリ:歌詞

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