1*. 螺旋伝いに溶けだしてく
常識の海へ と
誤魔化した教科書の足取り
真似て歩いた
吐き出した昨日 加害者の旋律

下眼瞼ぶら下がった心臓の破片
翳したのは感情論
自己満足の妄想 幻想

雨の隙間 汚れるほどに
今日を喰らって 首を切って

✩ だから 曖昧なままで終わりますんで
踊る僕を壊してくださいな
そーぞーできない言葉で病んで
この心ごと ゴミの向こうへ
軽蔑する程笑いますんで
唄う僕の点線切り取って
しょーどー的で気紛れな
うつ伏せの未来ごと夜の向こうへ
ほい 。

2*. あの子が死んだ今日をまた僕は
踏み潰して蹴ってばら蒔いて
吸い込んでる
しょーもない 言い訳
˹溶かして˼˹と化して˼
どーにも死ねないや

生憎僕は2つしか
腕を持ち合わせていないんですが
その両手すら空っぽの癖に
ここで独り明日を貪って生きてく

✩ そんで 大概なままで離れますんで
喘ぐ僕を殺してくださいな
空想仕立ての欲で縛って
この体ごと 溝(ドブ)の向こうへ
滑稽な程に叫びますんで
哭いた僕の首を締め付けて
こーそービルの群れの奥へ
その手で突き落としてよ ねぇ 。

― だから 誰でもいい 雨に降られて
どうにもできない人生(ガラクタ)
存在価値なんて要らないからさ
どうか どうか 許さないでよ ―

✩ だから曖昧なままで終わりますんで
腐りきった今日を塗りつぶして
叩きつける破片で引いた線を
引き裂いてくださいな
線画の街に転がった灯を
割り潰して赤い靴履いて
滑稽な程に叫びますんで
喘ぐ僕を殺してくださいな
どうにもならない約束さえも
この体ごと哀の向こうへ ほい 。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「路地街アメンズ」

言葉で病んで。

閲覧数:16

投稿日:2018/01/14 10:09:43

文字数:1,088文字

カテゴリ:歌詞

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