人は離れていく 歯車のように
人は離れてゆく 輪廻転生の先に
人は離れてゆく ただ翻弄されて
ただ側にいて欲しかっただけなのに
まるで学生のように
君とならいつもの自分でいられた
何もかも違うのに何処か見覚えがあって
不思議と価値観が似ていたから
雨が降り出しそうな嵐の夜だった
あの日…
内緒だけれど 背の高い君
少し乱れた髪も見上げる瞳も艶やかで
別人みたいだった
今でもそう思う
あの日だけ別の世界線の君だったんじゃないかと
落ち込んでいたね 何もかも持っているのに
よく分かるね、と言われたけれど
向上心やプライドが見えた気がした
あの日の君もいつもの君も好きだったよ
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