[紫/死]を呑む狂宴
[赤/堰]を切れ晩餐へ挑め
[黄/王]を頂く双頭の城
[白/拍]手で下ろす”偽”曲の幕
[桃/陶]酔する愛憎の炎
[青/生]を切り捨てる裁判
膂[緑/力]で招く終末

黄色の終曲は
緑色の子守唄となり
黄金の間奏曲を経て
赤色の前奏曲は
青色の序曲を呼ぶ
桃色の叙事詩の果てに
四楽奏はやがて
死色の狂想曲となる

映画館から響いた前奏曲は森へと至り、
改に王国の行く末を示す。
悪徳の娘が支配する法廷で、
彼女が記した物語。
しかしその幕が降ろされる前に
銃口から放たれた罪と罰が終末を招いた。
完全へと至る時は近い。
第三の世界を悪の因果から解き放つ鍵は、
天界の主が握っている。
いざぜんまい仕掛けのその先へ。