A
「愛を知ってはいけない」と
私は小さい頃からずっとそう
教えられてきました
そう私に教えてくれたあの人は
私を一人残して先に逝ってしまいました

B
本当の孤独を知った私の前に
小さな赤ん坊がいたのです
それがあなたでした

S
誰も誰も居ないと思っていたけど
あなたが笑うたびに
その声で私のことを呼ぶたびに
朝の光が射したようでした
いつか私から離れて行ってしまうとしても
それまではその小さな手を離したりはしないよ

A
御伽の国のお噺を小さなあなたに
聞かせるととても喜んでいましたね
「ねぇお母さん、続きは?」
って嬉しそうに眠そうに

B
本当はいつでもあなたを見守っていたくて
心配性な私は夜に泣いてしまうけど
あなたの寝顔だけがいつも
明日を見させてくれた

S
誰も誰もいなかったこの部屋に
あなたがいてくれて私は本当に嬉しいです
だんだん声変わりをして大きくなる体に
心が追いつけない日もきっとあるでしょう
だけどそんな日は愛する誰かに
甘えてもいいのよ

C
いつか寂しくて寂しくてどうしようもない夜が来るでしょう
別れの朝が辛くて寒すぎて
凍えそうな日もあるでしょう
それでもあなたはまたきっと笑える
大丈夫ってあなたの背中を優しく押してくれる人がきっと側にいる

S
誰も誰も居ないと思っていたけど
あなたが笑うたびに
その声で私のことを呼ぶたびに
朝の光が射したようでした
いつか私から離れて行ってしまうとしても
それまではその小さな手を離したりはしないよ
だからどうか世界で誰よりも幸せになってね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

[作曲募集中]My dear

バラード
作曲募集中

閲覧数:81

投稿日:2018/11/11 10:47:31

文字数:666文字

カテゴリ:歌詞

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