1A1
振り向けば蘇る
あの夏見た蜃気楼
繋いだ手の熱さえも
曖昧な記憶

A'1
子供のくせに背伸びして
大人のふりをした
拙い恋の駆け引き
今では朧気で

B1
君と過ごした日々は
サイダーの泡たちみたいに
弾けたMirage


2A1
悪戯な微笑みは
昔と何も変わらず
惹き込まれていく瞳
真夏の幻

A'1
秘密の隠れ場所で
二人交わした約束
色褪せていた景色が
輝き取り戻す

B1
閉じ込めた思い出は
瓶詰めのビー玉
過ぎ去った時間のMemory


3A1
何度も巡る季節
また夏がやってくるよ
初めての出会いさえも
揺らめく陽炎

A'1
入道雲の下で
僕に手を振ってくれた
影法師と蝉の声
今でも覚えてる

B1
切り取った瞬間を
サイダーのよう飲んだ
涙も恋もNostalgie


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※全文ひらがな（「は」「へ」「を」は発音通りに表記）

1A1
ふり　むけば　よみ　がえる　
あの　なつみ　たしん　きろお
つな　いだて　のねつ　さえも
あいまい　なきおく

A'1
こど　ものく　せに　せのび　
して　おとな　のふり　おした
つた　ないこ　いのか　けひき
いまでわ　おぼろげで

B1
きみとす　ごし　たひびわ
さいだあ　のあ　わたち
みたいに　はじ　けたみ　らあじゅ


2A1
いた　ずらな　ほほ　えみわ
むか　しとな　にもか　わらず
ひき　こまれ　ていく　ひとみ
まなつの　まぼろし

A'1
ひみ　つのか　くれ　ばしょで　
ふた　りかわ　したや　くそく
いろ　あせて　いたけ　しきが
かがやき　とりもどす

B1
とじこめ　たお　もいでわ
びんずめ　のび　いだま
すぎさあ　たじ　かんの　めもり


3A1
なん　どもめ　ぐる　きせつ　
また　なつが　やあて　くるよ　　
はじ　めての　であい　さえも
ゆらめく　かげろお

A'1
にゅう　どおぐ　もの　したで
ぼく　にてお　ふうて　くれた
かげ　ぼおし　とせみ　のこえ
いまでも　おぼえてる

B1
きりとお　たしゅ　んかんお
さいだあ　のよ　のんだ
なみだも　こい　ものす　たるじ