あなたのいない夢を数えて
眠ろうか、遊魚。
途方もなく広い海の中
この耳を塞ぐの

蒼い鼓動が鳴いている
どこかの夜と共鳴する
あなたの声を探すほど
この灯火は揺らぐ

冷たい指でいいから
心の奥を抉って

あなたのいない夢を数えて
眠ろうか、遊魚。
行方知れず深い海の中
その息を探るの

いっそ凍りつけたなら
邂逅も永久になって

あなたの泳ぐ日々を攫って
潜ろうか、遊魚。
帰り路さえも見失うほどの
深い藍の底へ
あなたの光る身体を抱いて
還ろうか、遊魚。
絡めた指の隙間で凍る
夜に接吻けよう

あなたのいない夢を数えて
眠ろうか、遊魚。
途方もなく広い海の中
この耳を塞ぐの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ユメウヲ


遊魚(ゆうぎょ)
永久(とわ)
接吻(くちづ)け

閲覧数:139

投稿日:2011/10/21 03:43:16

文字数:293文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました