『光の街』

この街は電飾で彩られて
住人も光纏う
街全体が輝き
影なんて一つもない

街の地下にひとりの男が
ひっそりと暮らしてた
「僕には眩しすぎるんだ」
煤だらけ黒い男

街の法律
黒色は死刑
『白』それだけが
この街は許される

腹を空かせた男は街で
こっそりゴミ箱を漁る
突然少女が現れ
「あなたの色はキレイね」

初めて見る色に目を輝かす
少女と話し込んだ
笑う男の歯は
何よりもキレイな白

やがて男は
住人らに見つかり
街中を追い回された

追って追われひたすら走る
少女が密かに手招いた
男は街の外まで
ただひたすら駆け抜けた

街を出た男が空を見る
黒い空と白い星が
あの少女にも見せたいと
光の街へと歩く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

光の街

絵本の物語を書く感じで書いてみました(絵本書いたことないけど)

わりとしっくり収まったかなと。

人のつながりてやっぱり大事なんですね。

そのうち絵本にならないかな~
誰か~

閲覧数:118

投稿日:2019/05/08 23:20:33

文字数:313文字

カテゴリ:歌詞

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