手に乗る重みと温かさはあなたのそれときっと違うのでしょう

鏡合わせの二つの手はどうにも寒々しい限り

冬の匂いと温度についてはいけない金木犀

綺麗に敷かれているようなわたしも日々を返したい

かつての優しさと少しの寂しさを逆さまにしてしまったあの月

昇れど沈まず光れど消えず 水面は揺れ続けたまま

間の空気は色付いて そのままあなたを揉み消した

不思議なものね 消えるのはあなただけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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人の夢

随筆のような短歌のような心持ちで書いた詞です。
冬の夜に見る月の光って、冷たくて痛いですよね。

閲覧数:106

投稿日:2020/12/15 02:00:52

文字数:196文字

カテゴリ:歌詞

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