1つずつ 明かりが消える 街の中
また1つ 悩みが浮かぶ 部屋の中
変わらずに 壁の時計は 動いてる
夜更けまで 起きていようか 誕生日
宿題は 今も机に 残るけど
そんなには 焦る必要 ない物で
部屋の隅 朝の仕度も 一通り
やることは 「ある」と「ない」とも 言えるかな
日記帳 きのうのあなた 何してた?
書き留めて 残るわたしの 一日と
予定帳 あしたのあなた 何してる?
書き留めて 作るわたしの 一日と
何となく 考えていて 進む時
思ってた 「夜更け」が少し 近づいた
かまわずに 壁の時計は 動いてく
このままで 出迎えようか 誕生日
こんな夜 今に限った ことじゃない
気づいたら 朝になってた こともある
1日に 一度の夜が 過ぎるけど
1年に 一度の夜も 過ぎていく
同じ部屋 夜の違いは 何だろう
日記帳 きのうのあなた どこにいた?
書き留めて 身体の場所は 残るけど
予定帳 あしたのあなた どこにいる?
書き留めて 心の場所は 残るかな
何となく 過ごしていても 進む夜
また少し わたしに「あした」 近づいた
「新しい 年」と言ったら お正月?
門松も おせちも用意 しないけど
1年を 1日ごとに 過ごしてく
積み重ね 大切だって 聞いている
一日は そう簡単に 変わりなく
積み重ね 退屈だって 思ってる
同じ夜 きのうとあした つないでる
日記帳 きのうのあなた どうだった?
書き留めた わたしの日々が 過ぎていく
予定帳 あしたのあなた どんなかな?
書き留めた わたしの日々が 向かってく
誕生日 0時00分 回ったら
秒針が また一つずつ 刻んでく
きのうのあなた
「自慢かも 抹茶と同じ 誕生日」
ということで,バースデーソングを詠ってもらいました。
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