ねぇ,
かあさん
このみちはどこにつづいているの?
くらいほうへ,どんどん進んでいってるけど……
いえとははんたいの方にすすんでいってるけど……
まぁ,4人であるけばどんな道でも[しあわせ]に続くよね
それがどんな[しあわせ]でもいいや
とにかく[しあわせ]ならわたしはかまわない
あ,いっこ言っていいならお菓子がたべれるところがいいな
おいしいおかしだよ?
あとは,みんながいればいや
それがわたしの[しあわせ]
ねぇ,
とうさん
このさきには何があるの?
くらいモノへ,どんどんちかづいていってるけど……
明かりとははんたいのモノへちかづいていってるけど……
まぁ,4人であるけばどんなモノでも[しあわせ]にかえれるよね
それがどんな[しあわせ]でもいいや
とにかく[しあわせ]ならぼくはかまわない
あ,いっこいって良いならそこにかみさまがいるといいな
やさしい,かみ様だよ?
あとは,みんながいればいいや
それがぼくの[しあわせ]
だから,そんなかなしいかおで,僕らをみないで
どうしたの?
どうして目をあわせてくれないの?
いつもみたいにやさしいえがおを見せてよ
暗い暗い森の奥
母さんは「この森はぜんぶお庭」って言ってた
だけど,そんな訳ない
こんな広い庭があるもんか
暗い暗い森の奥
母さんは「この森の中にいるものは全部たいせつなお友達」って言ってた
だけど,そんな訳ない
こんな喋らない友達がいるもんか
母さんはちょっとどうかしてる
いつも笑顔で,馬鹿みたいに私たちに優しくしてくる
父さんもちょっとどうかしてる
いつも笑顔で,僕たちよりも馬鹿な母さんのことを心配してる
父さんと母さんはとっても仲がいい
そりゃあもう,馬鹿みたいに
いつも,どんなときでもお互いのことを感じ合ってる
だからかなぁ?
ご飯はたまに2皿しか出てこなかったりする
夜だってまだ寝てないのに明かりを消されたりする
まるで自分たちなんか其処にはいないみたい
なに?
馬鹿じゃないかって?
分かってるよ
馬鹿じゃない訳がないさ
こんな愚かなことをするのは母さんと父さんだけで十分
本当は全部全部分かってる
分かってた
でも分からないふりをしてた
馬鹿で教えがいのある可愛い子供を演じてた
だからこんなことも訊いてみようかな
【ねぇ,かあさん】
「どぉしたのぉ?」
相変わらずの阿呆っ面
【このまますすんだらどこにつくの?】
「うーんとねぇ……」
考える程のことなのか?
早く言え
馬鹿
「……とーっても楽しいところ!」
【そうなんだ!
じゃあたのしみだね!】
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!!!!!!
何が,「とーっても楽しいところ!」だ
本当に脳の根まで腐りきってるんじゃないの?
《このまま進んだら何処に着くんだろうね?》
《さぁ?》
《何よ》
《まぁ,楽しいところでないのは確かだよね》
《うん》
《お家には戻れるの??》
《《……》》
《ごめん》
《うん
[お家]とかキモすぎ》
《うん》
《あいつみたいじゃん》
《うん》
《はぁ……》
《じゃあ,やっぱもう家には戻れないよね》
《《戻れない?
[戻らない]でしょ》》
《だね
ははは》
ふたりぼっち,のこされたぼくら
まるで,ヘンゼルとグレーテルみたい
前に,かあさんが話をしくれたからしってるんだ
とっても,たのしいお話なんだよ
まいごになっちゃったふたりのきょうだいが,悪いまじょをころす話
うん
とっても,ゆかいなお話だね
【かえりたいよう
かえりたいよぉ……】
戯言を云う,私の体
【じゃあ,きたみちを,もどってみようよ!】
馬鹿なことを云う僕の体
おつきさまの光だけじゃ,くらくて見えないよ
かえれないよ……
【そんなのいやだよぅ…………】
かあさん
とうさん
あのね……
歩いて,歩いて,彷徨い歩いて,それでも,道は開けない
【てがかりは,ないわけじゃないんだ】
ふーん
そうなんだー
で?
【がらすのこびんをね,おつきさまにかざすとね,ぴかぴか光ってみちを照らしてくれるよ】
ふーん
すごいねー
だから?
【だけどね,これがおうちへのちゃんとした道かどうかはわからないの】
あっそう
ざんねんだねー
【だけどね,歩くんだよ】
がんばれー
どーじょーするよ
やっとだ
やっと着いた
分かるよ
分かる
此処が何処だか……
[魔女の家]
だね
【まじょのいえにきたヘンゼルは何したんだっけー?】
【えーっとねぇ
まじょとのおわかれ!!】
悪い魔女には裁きを下してあげましょう
あいつの言葉で云うと,「わるいこには,おしおきをしてあげないとね!」
煮え滾る竈に放り投げてさしあげましょう
あいつの言葉で云うと,「ばいばい,まじょさん」
【まじょさんまじょさん,ごめなさい】
魔女さん,ありがとう
【だけどね,まじょさんがいると,わたしたちはずーっと[しあわせ]になれないの】
一つ云うわね
魔女さん,貴方がいて本当に面白い刻を過ごせたわ
【わたしたちは[しあわせ]になりたいの】
私達は幸せ者よ?
馬鹿な女を毎日見れて,とぉっても楽しかったわ
【[しあわせ]はたいせつなもの,ってかあさんがいってたの】
「[しあわせ]はたいせつなもの」そう云ったのは,貴方自身でしょう?
【かあさん,かあさん!】
魔女さん魔女さん
【わたしをほめて!!】
私を見なさい
【いっぱいほめて!!!】
きちんと,見るの
【わたしね,わるいまじょをたおしたんだよ!!!!】
馬鹿な女は,灰になっても面白いのね
【とうさん,とうさん!】
魔女の子分さん,魔女の子分さん
【ぼくをほめて!!】
僕を見ることだね
【いっぱいほめて!!!】
よーく,見ること
【ぼくね,まじょのこぶんをたおしたんだよ!!!!】
馬鹿な女に浸かった馬鹿な男は,肉片になっても醜いんだね
【それにしてもさぁ】
【なぁに?】
【ここは,とってもおちつくね!】
【うん!!】
【まるで,むかしからすんでたみたい!】
【でも,それだったらさ,かあさんととうさんがいるはずだよ?】
【そうだね!】
《それじゃあさ,本当の母さんと父さんを探しにいこうか》
《そうだね!》
きっと,この森の何処かにいる筈
[[本当の]][母さん]と[父さん]がいる筈
だって,人間なんて云う下等生物は,神とは違う
無からは何も生み出せない
命を生み出そうともなれば,男と女が一人ずつ必要となる
[[本当の]][母さん]と[父さん]はあんな馬鹿じゃないといいなぁ
子供を心から愛してくれる,そんな人がいいなぁ
僕らは愛に餓えたんだよ
きっと
だから,こんな子供になっちゃった
はは
馬鹿な親を持つと大変だねぇ
置き去りの月夜抄 ……わーお! 二人が黒いよー!!…………
読んでくださった,貴方
ありがとうございます
悪ノP様で代5弾!!
ですが。。
きっと,あの双子はもっと純粋無垢な可愛い子達だったはずです!
書いていくうちに,マイワールドが広がって,何か凄い黒い子達になってしまいました
すいません
ホント,すいません
個人的には『moonlit bear』の続きと考えさせていただいてるので,
moonlit bearの方で出てきた,ミクとKAITOがちょっと出てきます
あとは,赤い果実・リンとレンです
あと,頭の悪い自分には最初読めなかったので一応書いておくと
読みは『おきざりのつきよしょう』です
ご感想・文章への指摘など,お待ちしております
よろしくお願いします!!!
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ご意見・ご感想
なのこ
ご意見・ご感想
鏡音はミクとカイトが大好きだったんですね・・・だからこそ絶望したとき白から黒へと変わってしまった・・・最初のほうで「え?ミク?カイト?それ虐待じゃね?」とかおもいました
てか・・・鏡音散々ですね・・・赤ん坊のときに誘拐・・・挙句の果てに捨てられ・・・ミクはイヴって名前でしたっけ?思えば・・・彼女が始まりなんですよね・・・どうやって大罪を生み出したのか・・・うーむ・・・なぞい
ブクマもらいます
2011/06/19 21:18:31
アリサ
こちらにも、感想ありがとうございます!
はい
勝手な自己解釈では、リンレンはミクとカイトが大好きだったんですよ
虐待かww
確かにそうですねww
でも、二人は意図的にやってるわけではないんです
あの
ミクの方が、ちょっと可哀想な人なのでww
記憶とかちょっと変な人の設定なので、『そこに双子がいる』ということが分からない時が出てくるんですよww
この部分は、本文中には書いてなかったですね……
悪い癖だ……
自分の悪い癖の一つに『自分が理解していることを文章にすると言葉足らずになる』というものがありましてww
ミクが役をやっているイヴ・ムーンリットさんが原罪者ですね
大罪が世界にばらまかれたのはアレですね
クロノ・ストーリーで、リンレンがやりましたねww
こちらも、ブクマ感謝です!!
2011/06/19 22:49:48