覚えてくれてないの？　　知ってるワケないもの
ここまではワタシのワンサイドゲーム
目覚めたら日差しが　　「やさしい」と思えた
今まではそんな事考えやしなかった

不思議ね　なんとなくね　タペストリーを
ありったけ買って来て飾り付けたように

キミが望む情景のどこかひとつに
ワタシは映り込んでいて　気付いてないでしょう
散らばったパズルのピースの　あれもこれにも
ささやかな願い事　入り込んでいるから



駆け上がる階段の　　手摺りの冷たさに
冬の終わりをそっと告げてみる
この空を左へ　　気持ちは逆回転
パノラマの景色に招かれた気がしてる

終わろっか　夢見る時間を　踏み越えていく
心のオーロラの向こうに手を伸ばす

触れた途端に輝き出すいくつもの夜に
寂しさを重ねた日々が　パレードになって
泣き叫ぶ仕草で高鳴る　胸の鼓動は
費やしたなにもかも　振りほどいていくから



華やかな儀式なんかじゃない　どうしよう　足がすくんで
もうすぐやって来る　キミはやって来る　いつものように
ワタシの決意の日に



キミが望む情景のどこかひとつに
ワタシは映り込んでいて　気付いてないでしょう
散らばったパズルのピースの　あれもこれにも
ささやかな願い事　入り込んでいるから



南風ひとつ　その向こうから　キミはやって来る
ため息をひとつ　北風がさらう　　伝えたいよ　この想いを