彼(あ)れに在りますのは一輪の月 揺らめき哀れ
極彩色ノ夢 爪弾ク音色(おと)ノ はらりはらりト散レ

果報は寝て待つとして 偖(さあて)幾つ種を蒔きましょう
雨降る朝(あした)の来るを 偶(たま)さか迎えるのも好い

切先は何れ届くのでしょう 其の訪れにアリア
魂は吹き荒ぶ風のよう 躰をも捲いて往け
嗚呼遙カ彼方(ばしょ)ヘ


又聳えますのは偶像の華 色めき哀れ
契ラレタ空々 益々遠ク からりからりト去ル

善は急げと謂うなれど 急いては事を仕損じましょう
此の末(うれ)に座すが全て 盲目の賢者(ぐしゃ)が嗤う

図らずも何れ解るのでしょう 後の祭りはヤイヤ
魂は荒れ狂う熱のよう 躰中震わせて
嗚呼永久ニ廻レ


剥がれ落ち 現在(いま)の私は何処?
仮初めの栄華に飽いたら 何時か珠と為って


切先は何れ届くのでしょう 其の訪れにアリア
魂は吹き荒ぶ風のよう 躰をも捲いて往け
嗚呼遙カ彼方(ばしょ)ヘ

図らずも何れ解るのでしょう 後の祭りはヤイヤ
魂は荒れ狂う熱のよう 躰中震わせて
嗚呼永久ノ祈リ

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何時か珠と為って。

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投稿日:2024/04/03 14:57:52

文字数:459文字

カテゴリ:歌詞

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