走り抜ける激情が雷(イカヅチ)よりも早ければきっと空は晴れただろうか。
いつまでくぐもった夕立雲のように身の内に唸りを閉じ込めているのか。
果てしなく降り注ぎ泣き叫ぶ空のどれだけ潔(イサギヨ)いことか。
私は何時かに泣くことができるのだろうか。
干からびた大地は不変で、遠いかなたに笑ったことを忘れてしまった。
雨は大地を蘇らせろ。
風は曇天を掻き鳴らせ。
雷は空を貫くから。

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投稿日:2010/06/13 19:15:24

文字数:189文字

カテゴリ:歌詞

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