街が空も僕も全部
静止しているようだった
白と黒にうもれた世界
僕と君とだけが色を持ち
互いがすれちがってゆく

空気の軽い部屋では居場所も何もなければ
愛せる人もいない 愛される可能性もいらない

君に僕がささげた時間
君にはささやかな時だろう
僕は君の顔を背負って
ここまでやっと来たというのに

静止した世界なら前へ進むことは難しい
後ずさりなんて叶わない 夢になってしまうのだよ
僕はそんな気持ちでここに座っているに
いつまでたっても報われないこの気持ちはなんだろうね

愛も恋も僕も全部
静止しているようだった
白と黒にうもれた世界
僕だけがきっとうつむいて
気持ちだけが黴びていく

夢にだけ顔を見せてさ本体はどこにもないんだ
夢から覚めたとしても 待つのは悲しい世界だ

君が僕にささげた物も
君は何も知らないだろう
僕は君に胸をおどらせ
自己満足でやって来ただけなのに

静止をした世界で僕と君はバラバラで
別の部屋に隔離されて 別々に暮らしてゆくんだ
僕はそんな気持ちで悲しんでいるけど
見えないものを愛すことは不可能かもしれないだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

静止画

私の気持ちです

閲覧数:79

投稿日:2011/04/10 17:32:11

文字数:478文字

カテゴリ:歌詞

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