A
雨粒ひとつ手に取って
雲ばかりの空を眺めた
君の足跡探しながら
傘を地に放り投げたら

B
もう何日続きの雨でしょう
私の恋も土砂降りでしょう
立ちはだかる水溜りを軽く
重い脚で一度蹴りましょう

S
憂鬱だなあなんて
そんなこと
誰に向けたメッセージでも無いの
それでも
分かって欲しくて
聞いて欲しくて
さあ　今夜も雨の街に立とう

B
もう何年続きの恋でしょう
私の恋も長雨でしょう
降り注いだ凶器に軽く
冷え出す手で一度触れましょう

C
頭が痛いのはきっと雨のせい
胸苦しさだって全部雨のせい
ぜんぶぜんぶ雨のせい

S
憂鬱だなあなんて
そんなこと
誰に向けたメッセージでも無いの
それでも
分かって欲しくて
聞いて欲しくて
さあ　今夜も雨の街に立とう

D
私を照らす灯の
光にそっと触れてみる
熱くて暖かくて冷たくて
ぜんぶ忘れて帰ろう