君の居ない街は色褪せて
未来へ続く横断歩道は
青に変わる事なく赤信号のまま
僕はこの街で立ち止まったまま
行き交う人の群をただただ見つめていた

天気雨が降るたびに
君が一人泣いている気がして
地図なら君の街まで指一本で届くのに
今は両手を伸ばしたって
君に触れられない

同じ空の下
交わる道の上
君に逢いたい
僕の奏でる想いよ届け

力なくして道に横たわる蝉達
生命の儚さと残酷さを
目の前で見つめながら 感じながら
僕はこの街で今日も生きていて
この手で何が出来るかを考えていた

季節が移りゆくたびに
一人空を見つめ泣いていたけど
今なら隣りに小さな君が居るから
限られた時間であっても
傍にいたいんだ

同じ空の下
 交わる道の上
君に伝えたい
僕の奏でる想いよ届け

小さな手と大きな手を繋いで眠った日
触れ合う指先に
幸せに溶ける君と僕がいて
見えない未来に不安を抱いても
幸せを強く願う僕らがいた

同じ空の下
 交わる道の上
二人奏でるこの想いは何処へゆく?
このメロディーは続く
君と僕の詩(うた)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

同じ空

HPを公開していた頃に作った歌詞です。
曲をつけて下さる方がもしもいらっしゃいましたら
ご連絡ください。

閲覧数:101

投稿日:2012/06/06 16:23:39

文字数:459文字

カテゴリ:歌詞

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