僕ら抱えている風呂敷
パッと拡がった 見えなかった
荷物包み隠す風呂敷
グッと背に負った 見えなくなった

重い念いをも一度チラ見て 映ったそれは面暗がらせた
呪いの「ろ」意地でも信じずに どこか路地を抜けて行った


ずっと背負っていた布敷
ピッと切れ目から裂けた
溢れ流れ出した泥泥の秘密
見てなかった見たくもなかった

隠した櫛は不意に落として 残った僕は吹っ切れなくて
破った布地を見ても 凍てつくだけだろう


汚いカラダを 映した鏡を 忘れた心を 裏切るファブリック

重い念いをも一度チラ見て 映ったそれは面暗がらせた
呪いの「ろ」意地でも信じずに どこか路地を抜けて行った

抜けて逝った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【曲募集】幻想ファブリック

現実をぐるり包みこんで

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テーマは「語感」「タイトルありき」

閲覧数:72

投稿日:2010/03/30 16:36:23

文字数:303文字

カテゴリ:歌詞

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