六つの羽中に眼のついた天使がやってきて
お前に囁くだろう・・・
”もうそろそろ約束の時間だよ”・・・と
その羽がお前を包み込み
眼の総てがお前を見通している
幻想の喧噪から眼を瞑りただ
ひたすら絡みついてくる
真実の味を知りながら溶けていく
世界から
遠ざかっていく 理性から
速度は増し
車輪という車輪は回転する
もう一体となって離れられない
宿命であっても
裏切ればたちどころに殺される殺意の
ナイフが背に向けられていても
お前は狂喜の底に沈んでいく
何もかもを知っていて
それでも素知らぬ顔で
甘えた顔で!!!
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