友達すら選べない窮屈な籠に
ずっと従順に従ってきた
寄り道はしないで帰ってきなさい
支配された世界にあなたは現れた

初めての寄り道、初めてのカラオケ
私の人生にたくさんの色が塗られていく

「君には赤が似合うね」
買ってくれたハイヒール
大人びた気分で履いて
微笑むあなたに恥じらう
愛が何かは知らない
だけど今はあなたがいるだけで

履くたびにズキリと痛む
靴擦れは大人の証?
恋する時間は終わったの
可愛いを脱ぎ捨てて
あなたに似合う女になる

背が高くてかっこいい大人な姿に
あなたに早く追いつきたくて手を伸ばす

「君にはまだ早いよ」
そうやっていつも誤魔化す
お酒もタバコも教えてよ
あなたの住む世界を教えて
答えてくれないあなたに
私は拗ねて「子供扱いしないで」


鳥籠から逃げ出して
飛ぶように踵を響かせる
突然のクラクションと怒号
ハイビームに私の影が写る
ハイヒールが空を舞って
結局大人になれないままね…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

コープスリバイバー

年上男性に恋する女の子の話し。

閲覧数:39

投稿日:2023/05/01 14:33:35

文字数:414文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました