風船から飛び出した黒くて透明な幽霊が
たくさんの愛を引き連れて去ってった
ふらふらする体が失意の雨に溺れて
戦場が自分なんだ まずは呼吸しよう
平然と襲いくる猛烈な絶望感
段々と笑えてくるくらい歩けない
いくつになったって どんなにもがいたって
抜け出せなくなるもんな
肺に空気が入る理由を ふと知りたくなるのさ
何度泣いたって 何度嘆いたって
吐き出せる限度があるもんな
あぁ全部受け止めてくれ 恥ずかしくっていやんなる
参上しました こんにちは
あんた誰だ 自分なんだ
夢ん中で憧れを 追いかけてるんだ
見たくもない知りたくもない
希望と絶望の間で
どちらかというと死にたくて
そのための勇気もさらさらなくて
崇拝してた歌も好んでたジュースも
無価値なものに成り下がって
暗くてシンとした空間で 独りを嗜んでいるんだ
今のこの全部をぶつけたいけど
そんな力もないもんな
あぁただ隣にいてくれよ 喋んなくていいから
ルッタッタタたルラリ ラッタッタ 嗚呼
灰になり ハイになり 灰になる ハイになる
灰になり ハイになり 灰になる ハイになって
平然と登って沈む 太陽とかいう光が
嗚呼いやんなる もう嫌んなる くらい燃え尽きたわたしは
いくつになったって どんなにもがいたって
抜け出せなくなるもんな
声が音にならないことを ずっと悔やんでいるのさ
何度泣いたって 何度嘆いたって
吐き出せる限度があるもんな
あぁ全部受け止めてくれ 脆すぎて嫌んなる
あぁ声枯らして叫んでやれ ルララルラリラッタッタ
ルッタッタタたルラリ ラッタッタ 嗚呼
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