抱き締められたくなるような
優しい歌を歌ってた
街の真ん中で君は
一人だけで歌ってた
アコースティックのポップスで
宛もなく引いていた曲の
宛になったことを忘れない
君が告げてくれたから
君にロックは似合わない
そんなもの捨ててきて
地面に立って抱き締めて
そのまま何処にも行かないで
私は君に似合わない
嗚咽混じりに言ったこと
受け止めてくれた君ならば
受けいれてくれるはずだから
肝心の今何処へ向かってる
君は私に背を向ける
きらびやかな彼女に惹かれ
エレキギターにもちかえた
君は何処へ
君にロックは似合わない
アンプの音は聴きたくない
電源コードを引き抜いて
そのまま何処かに投げ棄てて
私は君の音が好き
手を繋いで歩いた日を
思い出してくれるなら
分かってくれるはずだから
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