作詞やってますが、曲が作れないので作っていただけたら大喜びして呈色します、赤紫に。
プロフィールを見る投稿作品13作品
もっと見る-
パッチワーク 縫い合わせてゆく
昨日までの欠片を
一枚にした小さなキルト
いつかは忘れるでしょう
重ねたのは思い出かさようならか
分からないけど 冷たくはない
冬の朝に起きたみたい
抜け出せないこの感情
もう一度笑ってなんて言えないよ分かってるの
君の中私なんてもうすでにいないんだ...パッチワーク
-
蒸し暑さが 汗を誘って
風鈴の音が 雑踏に消えた
屋台に香る あの楽しさと
甘い甘い 僕の考え
まだ来ていない 約束はした
それでもさあ 破られてしまう?
分かったふり 心の中で
多分遅れているだけ
カウントダウン 笛の音が響いた
夜空を見上げて祈るように...純地球製流星群
-
君のこと 君のことが 好きって言えてたら
君は優しくて 皆に好かれて
私だってその 一人で
地味で大人しい 私なんかじゃ
他の子になんて 勝てない
少しの勇気を胸の中に持つことが出来たなら
君のこと 君のことが 好きって言えてたら
私はただ 遠くの方から 見つめていただけ
君は一度だけ 私の方を見た...普遍な恋
-
感覚を薄めていって
守るため生み出す無関心
感性も磨り減らして
白と黒の世界に落ち着く
そうして何度か見た春に
気付いた現時点 その格差
冷え固まった視界の先
私以外を感じない
小さな世界で生み出した
みんなが嫌う醜悪さ...ぬるま湯
-
液体に浸かり配線に繋がれ電気信号で「生きている」
暗闇の中で考え続ける 私が壊されない限り
身体は無いから心もないって思ってるんだろうけど
ここにいるから私はいるから心は此処にあるんだよ
目指す未来が無くても断ち切ることは出来ないから
ぷかぷか浮いたまま何処へ行こう
向かう先も無いと思うけど
No....No.0
-
天ノ川が裂いた二人の
願いを叶えて この日だけ
催涙雨には変えないで
あの日みたいに 泣きたくないから
神様が裂いた二人の
想いを届けて 空を越え
言葉で溢れさせないで
繋いだ橋が 壊れてしまうから
飾り付けて 願い事
煌めいた 星の下...願い事
-
抱き締められたくなるような
優しい歌を歌ってた
街の真ん中で君は
一人だけで歌ってた
アコースティックのポップスで
宛もなく引いていた曲の
宛になったことを忘れない
君が告げてくれたから
君にロックは似合わない
そんなもの捨ててきて...君にロックは似合わない
-
わだかまった 心の中
もやもやがうずまいて
晴れない空見上げては
一人ため息をついた
寂しさはないけど誰か
少しもたれさせて欲しくて
広い広い海の中
書きなぐった言葉を流す
思いっきり詰め込んだ
私の投影 ボトルメール...ボトルメール
-
衛星軌道でまわり続ける
遠くのほうから見つめてる
空虚な私は歩いてる
風にさらわれさらさらと
見つめるの 一歩先
右も左も知らないから
世界観なんて大袈裟だ
自分感さえままならない
溶け込んでいく 感覚マヒ
痺れを切らすことはもうない...衛星軌道
-
割れた写真立て過去において
何があったか示唆するように
散らかった部屋何もできないや
荒んだ心を表して
どちらが上かは不毛な議論
愛してるだけ積み重ねて
結局僕らはハリネズミ
ジレンマが壁になった
感情の爆発は芸術みたいな
立つ鳥の跡を残していって...立つ鳥の跡
-
花束に名前を添えて
叫んだって届かない
分かりきったことだけど
それでも枯れるまでは
枯れるまでは
銀幕の先なら拍手を贈る
そんな物語は信じてなかった
ペン先だけで紡がれる世界
そんなもんだと思ってた
暗転というならそれでいい...花束
-
セピアの写真を見た時のような
ありもしない思い出に懐古して
アンティークショップの片隅の
小さな便箋に想いをはせる
ああ、例えるなら抽象的な
あの絵画に抱いたもので
重ねた油絵具の隙間に
挟みこまれたものに近い
枯れたような掠れたような
声が聞こえてくるような...アンティーク
-
銅貨1枚で楽しめるんだと
親指を立てたあの頃を
世界に果てなんてないという
そんな夢の中に抱き寄せて
かさぶたは栄誉だなんて
かすり傷だけでも
絆創膏は刺青みたいに
証であれたんだ
銀貨1枚でなんでもできた
握りこんだ温度と共に...青春回顧