あの青い空を思い出す
君の背に映える
「いつまでも忘れられないんだ」
と青い空を眺め

電車が君のシャツを揺らした
多分そのせいだ
青い帰り道
口は噤んだまま
真昼の向こう
ちょっと得意げに話し出した
君に呆れてしまうけど
君の一挙手一投足が
何故か頭から離れないんだ

雲一つない
あの夏の青い空が
ずっとどっかで鳴ってるんだ
この夏にない
何かわかんないけど
確かにどこか違うんだ

嫌いだった君のアニメみたいな仕草が
やけに突いてきて
それ以外がボヤけてしまうんだ

ただ君を見ているだけだったけど
今になって
もっとちゃんと話せばよかったなんて
青はいつでもそうだ

絵を描きたい
君を描きたい
青すぎるくらいの空を背にして
けど青はとっておいてほしい
またいつか空を描きたいから

遊び疲れて缶ジュース
君と食べた安いラーメン
暗い帰り道の迷い子
全部全部

今になって
いや今だからこそ
つまんない君に会いたい
なんであんなに楽しい日々を
つまんないと思えたのだろう

君はもういない
夜を歩いて行く
君もずっと思っていてほしいな
あの夏にそっといつも青かった空を
雲一つない
あの夏の青い空が
ずっとどこかで鳴ってるんだ
この夏にない
何かわかんないけど
確かにどこか違うんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「青に縋って」 歌詞

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投稿日:2018/06/17 00:07:54

文字数:545文字

カテゴリ:歌詞

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