汚い。触らないで私に近づくな

大人なんて嘘で塗り固めた
仮面つけて愛想笑いばかり
そんな大人にいずれ私もなってしまうのだろうか？
大人嫌いな私が　夢見がちな少女(ピーター) 　で
居続けるには時空魔法を使うしかなかった

暑い　暑い　夏休み。
学校には部活動に精を出す生徒達と私に教師
皆、自分の事に夢中で
鳥になる私に気づく人なんて誰ひとり
居なかった　居なかった筈なのに、どうして？

昨日も今日も失敗。
明日こそはと希望持つ自分に何も気づいてなかったんだ
大人になんかなりたくないんだ
楽園へ続く階段を昨日と同じ時間にのぼる
扉開けたら昨日と同じ君が居る筈なのに
何故？そこに誰もいなかった？

「大人になったら結婚してください」
「嫌よ。私、大人になれないもの」
夏が明けて秋になった　
君は私に駄目と言いながら白い部屋で先に
　永遠の子供(ピーター)　になってしまった
嘘吐き　嘘吐き　嘘吐き
私がピーターになりたかったのに　なる筈だったのに

今日も誰もいない　いないんだ
今こそ古に伝わりし時空魔法を発動させよう　
それは誰だって子供で居続けられる　簡単魔法（イージーマジック）
　
1.楽園への階段のぼり
2.扉開けて
3.今と未来の境界線超えたら
4.地下帝国へ羽ばたくだけ

ほら誰にでもできるでしょ
サヨナラ　大人の世界（嘘吐き楽園）