天つ風 作詞作曲/せぇが
さあさあ物語の始まりさ
誰も幸せになれはしない
孤独と悲しみに溢れた
そんな物語お好きでしょう?
眩し過ぎる輝きは
いつも暗闇と隣り合わせ
そこに飲み込まれてしまえば終わり
混沌世界 狂った運命
この世は見たくないものばかりだ
明けない夜はない でもまた夜は来る
それならいっそ どうせならいっそ
ずっと夜でいてくれればいい
希望なんて もう持たせないで
この空を舞え天つ風
もう何も聞こえぬように
泡沫の夢だとしても
この胸に深く焼き付いたまま
何かが 変わってしまった
当たり前が当たり前じゃなくなって
音をたてて崩れ落ちた
このままずっと 全て忘れて
静寂に包まれていたい
でももうそれすらも許されはしないらしい
突如現れた君の光が僕をこの場所から
引きずり出そうとしている
懐かしい 君のその声
優しいその眼差し
これが最期だとしても
忘れないよ
この空を舞う天つ風
雨雲を吹き払え
一瞬の煌めきとしても
この心に深く焼き付いて
天つ風どうか消し去っておくれ
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