【A】
カーテンの向こう側で
無機質な光が朝を告げた

【A】
眩しくて閉ざしたまま
錆びていく扉に泣きたくなる

【B】
時計の音だけが鳴り響く部屋の中
瞼に焼き付いた君を想うよ

【S】
一つ結びの長い髪の毛
風に遊ぼせたまま 君は
桜吹雪に消えかけながら
綺麗に笑ったね

初春の幻のようなあの日

【A】
守れると信じていた
君のあの笑顔や涙 全部

【B】
時間が進むごとに記憶が薄れても
季節が巡るたびに思い出すよ

【S】
桜の花が舞い散る中で
僕に手を振りながら 君は
何より強く笑ってみせた
もう大丈夫だから、と

繋いでた二人の糸が切れた

【C】
満開の花の下
この場所でお別れ、だ

遠ざかる君の影
背中向けた

【S】
ああ 時計の針巻き戻しても
あの日にはもう戻れないと
解っているよ
それでもどこかで君を求めてる

僕の手はいつまでも

【S】
桜吹雪が舞い散る中で
君に手を振りながら 僕は
笑ってみせた仮面の下で
静かに泣いたんだ

“愛してる”一言が言えなくて

*ひらがな*

【A】
かあてんの むこうがわで
むきしつな ひかりがあさおつげた

【A】
まぶしくて とざしたまま
さびていく とびらになきたくなる

【B】
とけいのおとだけが なりひびくへやのなか
まぶたにやきついた きみおおもうよ

【S】
ひとつむすびの ながいかみのけ
かぜにあそばせたまま きみわ
さくらふぶきに きえかけながら
きれいにわらったね

はつはるの まぼのしのような あのひ

【A】
まもれると しんじていた
きみのあの えがおやなみだぜんぶ

【B】
じかんがすすむごとに きおくがうすれても
きせつがめぐるたびに おもいだすよ

【S】
さくらのはなが まいちるなかで
ぼくにておふりながら きみわ
なによりつよく わらってみせた
(もう)だい(じょう)ぶだからと

つないでた ふたりのいとが きれた

【C】
まんかいの はなのした
このばしょで おわかれだ

とおざかる きみのかげ
せなかむけた

【S】
ああ とけいのはり まきもどしても
あのひにはもおもどれないと
わかっているよ
それでもどこかできみおもとめてる

ぼくのてわ いつまでも

【S】
さくらふぶきが まいちるなかで
きみにておふりながら ぼくわ
わらってみせた かめんのしたで
しずかにないたんだ

あいしてる ひとことが いえなくて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

桜別れ (応募用)

ガブさんへの応募用歌詞
http://piapro.jp/t/rtKg

明るい曲なのに、なぜか切なくなってしまった・・・
文字数オーバーしている箇所有り(Sの「もう大丈夫だから」)
( )の中を一音で、と考えています。

閲覧数:111

投稿日:2012/02/11 22:43:06

文字数:1,025文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント2

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  • ガブ

    ガブ

    その他

    こんにちは、ガブです。
    募集していた歌詞の選考結果を発表いたしました。

    曲のページで発表しているのでご確認ください。
    http://piapro.jp/t/rtKg

    2012/03/31 16:24:22

  • ガブ

    ガブ

    その他

    この度は歌詞を応募していただきありがとうございました。
    これから選考に入り、結果はまた改めてご連絡いたします。
    よろしくお願いします。

    2012/02/27 19:11:23

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