真面目な自分を偽った　彼を誰かが晒し上げてる

その二重の苦しみに　人は皆、時間を持て余す

「気にするな」「仕方ないね」　すまし顔で口を滑らせて

どこか余裕を気取って　透明な足場から見下ろしてる

結果しか見えてないのかな　それで十分なのかな

あなたが犯している　目に見えない罪を問いましょう

その罪、彼の在り方を決め付けたこと

『関係ないだろう、俺のいる世界には』

誰も見えないその感情に　のけ者のその意志に

執行猶予はありません　いますぐ泣いてください




真面目な自分を偽った　彼を誰かが晒し上げてる

その二重の悲しみに　僕らは時間を持て余す

「すみません」「その通り」　言葉だけ間に合わせ

腹の底で渦巻いて　繰り返す負の連鎖

妥協しているのかな　それで十分なのかな

あなたが隠している　目に見えない罪を問いましょう

その罪、自分の不遇をしまいこんだこと

『知りもしないでしょう、こんな私の気持ちを』

誰も見えないその感情を　のけ者のその意志を

執行猶予はありません　今すぐ吐いてください




言葉はすでに消えていて　後には何も見えやしない

誤解と妥協がこまねいた　穴だらけのその視界

君はただ目をつむる　僕はまだ夢を見る