満たされることなんてない
そんな自分を 忙しない陽光が
今日も今日とて照らしやがる

別に言い訳を作りたいわけじゃないよ
帰りたくないわけじゃないよ
あんたと離れたいわけじゃないよ

「大丈夫」「心配すんな」「人それぞれ」なんて言葉で前を向けれるなら
こんな夜に泣いたりはしない
足を挫いた時 上手くいかない時 誰かのせいにしたがるなら
その道は僕が選んだ道ではない


嫌われることには慣れたんだ
ってセリフを言うことに慣れて
誰かに笑われてる気がした

他人と比較したいわけじゃないよ
自分に嘘なんてつきたくないよ
死にたいわけじゃねぇんだよ

「愛されたい」「あの子が好きだ」「捨てないでくれ」なんて言葉を吐く僕が
急に馬鹿らしくなるんだ
自分を守ってくれると信じたいのなら
まずお前が守るものを見つけろ
どこかで声がしたんだ


あの子になりたいんだ
あの子になりたいんだ
こんな自分を捨ててしまいたい

憧れなんて美しい感情はやがて嫉妬に変わり
追い続ける夢も脆い人が追うから儚い
でもそこから進めたのならそれでいいのかもな
贅沢なんて程遠い僕だから
僕にしてはよくやったろ？