息の根が紡ぐ路線の果て
終点にて映るモノクロの影
日の下には有り触れた
絶えることなき始まりと共に

至る午夜の鐘が鳴れば
もう此処に帰ることは無い
静寂に来る迎えは
全てを分け隔てなく受け入れる

今 灯火は消ゆ
void void 儚く散った
昏れる命に鎮魂歌を
静謐に歌うネクロアリス

高らかに 麗かに
凛として幽世に発った華
安らかに 閑やかに
眠る明星となれ

生き継ぐ為に刻んだ鼓動
鳴り響いていた音が俄に止んでも
日の下に芽吹く季節は
変わることなく悠然と廻る

誰かの瞳を潤すほど
君が誰かに愛されていたなら
記憶に残る限り花は枯れない

今 灯火に祈る
mate mate 君を讃える
暮れる夜に花めく薔薇
結んだ縁に情を寄せる

今 駆け巡る霊を
lead lead 天が誘う
今際のアンパイア
冥土にて照らす君の生を!

賑やかに 艶やかに
人として現世に咲いた華
終生を往き 天命を待つ
愛おしき生命に栄光を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ネクロアリス

閲覧数:100

投稿日:2022/01/08 00:20:52

文字数:417文字

カテゴリ:歌詞

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