地球儀
詩:赤りんご@
ただの道ただの人ごみ
いつも通りマニュアル通り
つまらない笑顔につまらない足音
目を虚ろにして歩く空の下
冒険したかった窓の外から
色の無い風景と雑な風景と
人のいない空気に慣れた気がした
何の取り柄も無いこの僕に
手を差し伸べた人は
明るく指をさして
ほら光があるぞと進んでく
その隣に座る僕は
手を引っ張られ歩く
時間があるなら進むんだ
そう教えてくれた
まだ見知らぬ世界へ
足を踏み入れる勇気も無い
つまらない日常とつまらない昼下がり
気持ちなんて諦めてた
不服を感じた周りの人に
偉そうにはできなっかたけど
それさえも認めてくれた君達
人に呆れられた僕に
輝かせた目で呟いて
まだやれると支えてくれた
泣き虫で弱虫な僕を
いつまでも見守ってくれた
人生で初めて楽しくいられた
小さなこの地球の中の
小さな道で1人
人と距離を離したのに
入り込む天使のように・・・・
何の取り柄も無いこの僕に
手を差し伸べた人は
明るく指をさして
ほら光があるぞと進んでく
その隣に座る僕は
手を引っ張られ歩く
時間があるなら進むんだ
そう教えてくれた
いつまでも願ってる君達に
いつまた会っても恥じないように
ちゃんと前向きに生きるから
この地球儀の中に僕と君達
大きな地球だけど小さい
この空の下生きてるだけで
繋がっているよね
小さな貧弱な手で仰いだ
風の匂いが気持ち良すぎて
いつまでもいつまでも
君達が僕を思っていますように
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