暗い部屋の中 人に怯えて
ぐしゃぐしゃの紙 投げ捨てた
まだ 想いだけ捨てきれなくて
作った紙飛行機は

灰色の空 濁る街並み
窓の外へ飛び立てずに
ただ 青い空を夢見ている
無力なこぶし 見つめて

それでも飛びたいと まだ終わりじゃないと
「…負けるな」
震える手に力を込めて

今、傷だらけの指から 放たれた未来が
心無い風 冷たい雨に
さらされて浮き沈みながら
まだ、拡がる雲の先は 遠く果てなくとも
ほら 雲間に ほら 見えるよ
差し込んだただ一筋の光が


雨に濡らされ 翼は破れ
もう飛べないと うつむいた
水溜まりに映り込む空は
夢見たあの日のままで

まだこれからだ まだ負けてない
怖がる心 奮わせて
ボロボロなままで飛び立って行く
大事な想い 抱いて(いだいて)

誰も僕を知らない 僕も誰も知らない
それでも 僕を求めるあの場所まで

今、あの日の悔しさたちが 全て味方になって
背中を押す 勇気をくれる
見据える先は遥か彼方
まだ、拡がる雲が重く のしかかっていても
越えてみせる どんな壁も
手繰るのさただ一筋の光を


手繰る糸の先に その瞳の先に
映るさ 夢見てた君だけの空が

今、傷だらけの指から 放たれた未来が
心無い風 冷たい雨に
さらされて浮き沈みながら
ほら、拡がる雲の先は こんなに鮮やかで
もう 止まれない 翼広げ
いつの日にかあの雲を突き抜けて

今、今、
さあ、飛び立て!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

君だけの空へ

Alpaca様の曲に作詞応募させていただきます。
https://piapro.jp/t/2iIf


夢に向かって進んでいく、キラキラしたエネルギーを描きました。

閲覧数:149

投稿日:2020/04/21 20:47:41

文字数:612文字

カテゴリ:歌詞

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