返し歌

仏は常にいませども、現ならねぞあわれなる
現身があるから味わえるのよ、無ければ何も分からない
苦労をしなくて済むのならその方が良いと思うわね
だから苦労は買うものなのよ
やってみなくては分からない、やってみれば分かるのよ
一つずつしかできないけれど
分かることが肝心なのよ

色は匂えど散りぬるを、我が世誰ぞ常ならむ
金も力も美しさも確かに長くは続かないわ
でもそれが何? そんなことって当たり前でしょ
あの世まで持っていくなんて誰が考えるの
儚いからこそ色なのよ、ほんの僅かな匂いでも
嗅げたらそれで満足よ
何も感じず生きるよりはね

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
せっかくもらった108の煩悩を消すには忍びない
消すに消されぬ煩悩ならば、うまく付き合うことが大切よ
味わいもせずに消すなんてもったいないと思うわね
仏にあらず人の身は、タフさがあれば何とかなるわ
消すことよりも味わうことね
悲しさ、辛さは覚悟の上よ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

返し歌

メイコさんがちょっと疲れて酔っていたようです。
愚痴なのか、日頃の思いなのか、支離滅裂ではありますが、今様、いろは歌、平家物語を思いながら歌ってくれました。

閲覧数:192

投稿日:2008/08/25 01:02:03

文字数:418文字

カテゴリ:歌詞

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