そんじゃどこから話そうか
棚に上げた観念論
あの鶴の1つ声で
否応訊かず旭は昇る

整然仕切った錠前に
覆い被さる梅の花
当然仕舞った法典に
仮初を唄う


さァさァ
寄ってらっしゃい 寄ってらっしゃい 桜花
寄ってたって見せまいぞ幕の内
絡まった藤花(とうか)と待ちぼうけ
まだ鳴かぬホトトギス


橙参道
此処じゃ誰も幻の最中
菖蒲より見上げていた
朱に染まる乱雲

廃盤掛けて踊り明かせ
ヴァイナル回して
今宵も上々
悪しきなら賭場でも行っといで


今日もずっと争奪戦
通りすがりの3等兵
牡丹描いた帳面に
相も変わらずただ蝶が舞う

吉報縋った張本人
萩の葉に囚われた
騒然紡いだ願望は
そういうもんだろさ

やァやァ
寄っておいで 月が出た
挽歌にインスパイア薄の葉
ここらで一杯如何ですか
盃交わして


橙参道
此処じゃ誰も幻の最中
紅葉が吹けば連なり行く
青色と短冊

廃盤掛けて踊り明かせ
ヴァイナル回して
夜な夜な街が
うつつを抜かしては大漫談



橙参道
此処じゃ誰も幻の最中
待ち続けていた
五つの光 柳の下で


廃盤掛けて踊り明かせ
ヴァイナル回して
これで終いさ
明るみに鳳凰 桐の花咲けど
お後がよろしけりゃ そんじゃあね!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

橙参道 歌詞

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投稿日:2018/07/31 21:38:01

文字数:530文字

カテゴリ:歌詞

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