曲がりくねった山道をぬけると
目の前に青い空
二人で眺めた水平線は
あの日と同じなのに

まるで蜃気楼
海を渡る道
見下ろした君の横顔と
触れたこともない指の
冷たさを思い出そうとしている

茜色に染まる高速道路
君の住むあの町へ
たどり着くことは叶わないのさ
地図にない町だから

いとおしさだけが
こぼれおちていく
受け止めるはずの君はなく
助手席のシート
その暖かさも
記憶の果て
薄れていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

a bridge

閲覧数:64

投稿日:2021/07/09 21:09:18

文字数:199文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました