つられて笑って 言葉で飾って歩いた
ぱたぱた ぱたぱた と
この前は心から笑えたし
夕焼けにも 足を止めて眺めたのに
大人になれば 急に不器用になるもの
まだ大人になりきれないこの心
いっそのこと この心ごと 消えてしまえたらと
思うだけで まだ 何もできない
雨明け空からカラカラ鳴いてた
明日があるからと泣いてた
生きてこそ笑えるんだ って
だから ほら 頑張って
友達が励ましてくれた
夜明け前まで雨の音を聴いてた
お気に入りのバラード聴くみたいに独り
浅葱色に染まった 通学路が染まった
雨上がり 窓を開けて
ぼろぼろになって それでも笑って繕った
まだまだ 生きなきゃな
そんなこと 考えてふさぎこむ
他人のことを 羨んでは独り芝居
大人になれど 何も変わらない街並み
ただ 賢くならなきゃ って首をしめて
そんな時 友達の声に 励まされたことを
支えてくれる言葉は “頑張れ”
夕焼け空 まだカナカナ鳴いてた
今日よ 終わらないでと泣いてた
明日 また会えるよね なんて
言って手を振るんだね
つられて手を振り返した
町の音はなるべく遮ってた
イヤホンの中が唯一の居場所だと
明日は晴れるかな 明日 晴れたらいいな
意味なんてないんだけど
雨の季節が過ぎれば 夏も本格的
夕立ちに降られても 差す傘さえ失くした
僕らの物語
雨明け空からカラカラ鳴いてた
明日があることに泣いてた
生きてみよう この世界で
遠くの友達も
きっとまだ 頑張っているから
雨明け空みたいなこの世界は
水溜まりだらけでまだ歩きにくいけど
友達が手を振った 大きく 見えるように
それじゃあ また 明日まで
【読み 音数】
・は→わ を→お へ→え と書き換えています
例) このまえは→このまえわ あしをとめて→あしおとめて
・「ん」や「い」とセットで一音になる箇所は( )でまとめています
例) ないてた→(ない)てた はげまして→はげ(まし)て
・「っ」や「ー」などについて音と音の間のものに関しては表記を省略しています
例) かざって→かざて あめのおとを→あめのおと
・発音上近い音に変換している箇所があります
例) ぶきよう→ぶきよお きょう→きょお いっそ→いいそ
以下ひらがな表記 音数確認
つられてわらて ことばでかざてあるいた 18
ぱたぱたぱたぱたと 9
このまえわ こころからわらえたし 15
ゆうやけにも あしおとめてながめたのに 18
おとなになれば きゅうにぶきよおになるもの 19
まだおとなになりきれないこのこころ 17
いいそのこと このこころごと きえてしまえたらと 22
おもうだけでまだなにも できない 15
あまあけそらからからから(ない)てた 15
あしたがあるからとないてた 13
いきてこそわらえるんだて 12
だからほらがんばて 9
ともだちがはげ(まし)てくれた 12
よあけまえまであめのおときてた 15
おきにいりのばらどきくみたいにひとり 18
あさぎいろにそまた つうがくろがそまた 18
あめあがり まどあけて 10
ぼろぼろになて それでもわらてつくろた 18
まだまだいきなきゃな 9
そんなこと かんがえてふさぎこむ 15
ひとのことお うらやんでわひとりしばい 18
おとなになれど なにもかわらないまちなみ 19
ただかしこくならなきゃ てくびおしめて 17
そんなときと もだちのこえに はげまされたことお 22
ささえてくれることばわ がんばれ 15
ゆうやけぞらまだかなかな(ない)てた 15
きょおよおわら(ない)でとないてた 13
あしたまたあえるよね(なん)て 12
いいてておふ(るん)だね 9
つられてておふりかえした 12
まちのおとわなるべくさえぎてた 15
いやほんのなかがゆいいつのいばしょだと 18
あしたわはれるかな あしたはれたらいな 18
いみなんてな(いん)だけど 10
あめのきせつがすぎれば なつもほんかくてき 20
ゆうだちにふられても さすかささえなくした 20
ぼくらのものがたり 9
あまあけそらからからから(ない)てた 15
あしたがあることにないてた 13
いきてみよおこのせかいで 12
とおくのともだちも 9
きいとまだ(がん)ばているから 12
あまあけそらみ(たい)なこのせかいわ 15
みずたまりだらけでまだあるきに(くい)けど 18
ともだちがておふた おおきくみえるよに 18
それじゃまたあしたまで 10
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そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです。
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。
kurogaki
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