このまま熔けてしまえたらいい
あなたの手のひらで
夢だなんて知っているのよ
きらり きらり
触れた先からこぼれていくの

そうして沈んでしまえたらいい
あなたの手のひらを
つかむことなんてできないのよ
ゆらり ゆらり
光がゆがんで消えていくの

どうしても どうやっても どんな風にしたとしても
あなたの手のひらに焦がされる 私はサカナ
触れられただけで ヤケドしてしまうの
きっと世界が許さないのでしょうね



どうしてそんなことをいうの
あなたは笑いながら
無理だなんて知っているのよ
ことり ことり
それがうそでもうれしかったの

このまま眠れてしまえたらいい
あなたの腕の中で
うそだなんて知っているのよ
ぽろり ぽろり
こぼれた先から 溶けてゆくの

苦しいの 泣きたいの 叫びだしてしまいそうなの
あなたの愛に焦がされる 私はサカナ
触れられたそばから 熱を持ってしまうの
きっとあなただけなのでしょうね



さけんだ声は音にならない
流した涙はこぼれない
本当にあなたが 大切だったの
思いはひとつ
あなたの 手のひらで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

サカナ

サカナは人と住む世界が違うから、触っただけで火傷をしてしまうという話を聞いて。
人魚姫はがんばったんだなぁと、思って書きました(・・・・どこの小学生の作文だ。)

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投稿日:2008/11/14 09:48:11

文字数:470文字

カテゴリ:歌詞

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