2009年1月下旬に、小社スタジオに専属の歌い手さんをお招きした。

歌うのが仕事…というよりも、歌うことでそのアイデンティティを表していく。しかし、キャラクターとしての魅力も備えているため、所属先によっては歌以外の表現方法で頑張っているようだ。

あまり広くはない、我がスタジオに、皆が揃った。
そろそろ、桜が花をつける時季。優しい風が、時折強く街路樹を揺らしていた。青空と、疎らに浮かぶ雲の中に、何かモチーフを見い出そうと試みていた。
ふと、握っていたはずのペンが、机の上を転がった。昼下がりの眠気が、今日も容赦なく。だった。

ライセンス

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  • この作品を改変しないで下さい

【創作・物語】悩める自称音楽職人01

アイディアの備忘録として

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投稿日:2010/02/26 22:13:05

文字数:265文字

カテゴリ:小説

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