零れて開いた月夜 硝子の扉奔る
螢星揺れて煌る導は
知らぬ世界

濡れた銀の実に降る水音
白鳥が雲に飛沫上げて

姿なき偽物が誘う どうか幻影であれ
貝殻が象った星に 鑞月が弓のよう
群青天鵞絨 眩暈の先

夢中彷徨う意識 硝子の戸棚映る
螢星挿頭し灯す秘密は
夏の終

澱む銀の実は黒鶫に
白鳥が秋を呼ぶ刻へ

姿なき偽物と暴く どうか幻影であれ
閃光に包まれた故に 破片は挙げ句の果て
真実表す 澄んだ瞳

姿なき偽物を砕く 今は幻影となれ
淡紅色に照らされて仄か 朝陽が色どる空
包帯を外す 夜は醒めて



<読みがな・メロ>
A-1
こぼれてひらいたつきよ がらすのとびらはしる
ほたるゆれてひかるしるべは
しらぬせかい

B-1
ぬれたぎんのみにふるみずおと
はく(ちょ)うがくもにしぶきあげて

サビ-1
すがたなきにせものがさそう どうかげんえいであれ
かいがらがかたどったほしに ろうげつはゆみのよう
ぐん(じょ)うびろおど めまいのさき

A-2
ゆめなかさまよういしき がらすのとだなうつる
ほたるかざしともすあかりは
なつのおわり

B-2
よどむぎんのみはくろつぐみに
はく(ちょ)うがあきをよぶこくへ

サビ-2
すがたなきにせものとあばく どうかげんえいであれ
せんこうにつつまれたゆえに はへんはあげくのはて
しんじつあらわす すんだひとみ

サビ-3
すがたなきにせものをくだく いまはげんえいとなれ
ときいろにてらされてほのか あさひがいろどるそら
ほうたいをはずす よるはさめて



☆カッコ内は1音で数えます。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Alice

応募用に作り不採用だったのですが
一部を再編しupし直しました。

閲覧数:210

投稿日:2014/09/14 19:25:13

文字数:676文字

カテゴリ:歌詞

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