狼狽の常套句は淡々と溢れていた
観客の居ない御遊戯会賑やかを偲ぶ舞台
間違えた事にすら気付かない奴が居た
一寸に漬ける薬は無いと もう面倒の表れ
野放図に走っていたい
いっその事自棄糞に成りたい
臆病者の愛想は奥手 白けて仕舞うわ
大層も表面上 実際は忘恩の徒で結構
鼻提灯を膨らまして 薄らぼんやりとした夢
壁に飾った動く絵画 眺めるのが茶飯事だった
余裕は裕福じゃない 肩を窄め凌ぐ寒さを
鈍感が良いや 裏を掻かなくて良いと譫言か
自慢にも成らないこの状態
勝手にやっては誰が喜ぶの
野放図に走っていたい
いっその事みっともなく成りたい
臆病者は残飯を食べて 偽って欲しいわ
迷走は半永久 理想は邂逅で諍いで絶交
昼行灯を衒らかしていたい はっきりとした顛末
最早 こんな下手な芝居は誰かに預けて
後は野と成れ山と成れと思って仕舞いたい
失踪した映像 俄かの現状
擬きは成りそびれの名称
悖徳が嫌悪して 気侭を退けてた
成功の蓋然性 無い物は無い物で結構
鼻提灯を膨らまして 薄らぼんやりとした夢
醒める
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