雲濃く月隠れる そんな日の夜だった
少女は杖片手に 夜の道を歩いてって
手足かじかみ体 冷え震えだしても
少女は立ち止まることを 許されないのだって
永遠の足枷(あしかせ) 消えることない烙印(らくいん)
夜迷少女 どこへいくの Ah-
立ち上がれ 未だ救われなくても いつか
暗い闇で顔を 見つからないように
のぞかせる瞳は 真紅の媚薬色
夜を紅く染め上げて 最果てを照らし出す
人々がおびえる あの禍罪(まがつみ)の子
歪んだ日常 もう戻らないの
夜迷少女 どこへいくの Ah-
まだ進め 戻る場所なんてない 前に
その瞳に映るものは わずかな月明かり
夜舞少女 舞い踊るの 自由な夜
夜迷少女 どこへいくの Ah-
立ち上がれ 未だ救われなくても いつか きっと きっと
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