“本当に孤独なのは誰?”


虚像 隠蔽 朽ちた発展都市の如く
理想 幻想 淀む脆い空想が踊る
ここは 劣情(あい)と利己(エゴ)の理想郷

満たない 足りない
止まない警鐘 溢れる衝動
過食気味な存在証明
ここにいると認めたいから

求めていた 望んでいた
永劫が終わる その瞬間を
無限に時を刻んでも 
愛した人はもういないから

きっと君を逝かせられるのは僕だけ
きっと君の心に入れるのは私だけ
「不満かい?」「素敵でしょ?」

麻薬染みた快感に溺れて 脳が溶ける感覚に堕ちて
暴利を一切合切貪って 辿り着いた無様な終着点
繰り返す投薬 もう戻れないから
ああ、この感覚 感触 硝煙 激痛 興奮 錯覚 安堵 快楽 不安 恐怖 悦楽
噎せる気色悪さが たまらない

悲愴 重症 加速する症状
治療薬は冒涜な倫理
君は何度でも またそこにいる
昨日も今日も 一昨日も

依存 欲情 移り行く心情
私が必要なんでしょ?
君は何度も またここに来る
昨日も今日も 一昨日も

何百年 何千年 消えない形は誰のもの?
記憶も記録も閉ざすように
誰も知らない 僕らだけのおはなしさ

誰かの理解は求めない
どうせ「間違いだ」なんて言うんだろ?
肯定や評価なんていらない 汚れた僕と不死身な君がいりゃそれで
それだけでいいんだよ

麻薬染みた快感に溺れて 脳が溶ける感覚に堕ちて
暴利を一切合切貪って 辿り着いた無様な終着点
繰り返す投薬 もう戻れないから
ああ、この感覚 感触 硝煙 激痛 興奮 錯覚 安堵 快楽 不安 恐怖 悦楽
噎せる気色悪さが たまらない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【曲募集中】ティーンエイジ インディメント

存在を求めた少年と、有限を求めた少女のおはなし。

閲覧数:216

投稿日:2013/11/10 20:43:54

文字数:677文字

カテゴリ:歌詞

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