歳を取っても分からない事は分からないし
いつだって現状維持を求めている
心臓の鼓動だって何一つ変わらないし
詰らない世界と歌っている

詰らなくしているのは俺だって
気付かない儘で息をしている
顔を上げて見えた夕焼けが
色付けるんだ君の形を

思い出ばかり見ていたら
もう何年経った?気付かないうちに
現実を見て歌えば
詰らない曲だ 詰らない歌詞だ

歳を取っても嫌な事は嫌なまんまだし
いつだって目を逸らし歌っている
何をするにも不安が付き纏ってくるから
下らないといつも呟いた

詰らなくしているのは俺だって
気付いたところで何が変わるんだ
放課後の教室で君と見た
夕焼けが綺麗だ それだけで良かった

空想ばかりしていたら
もう何も分かんない 常識一つ
クソばかり言っていたら
心が荒んで色が付いていく

思い出はいつだって透明だ
色が付くのは僕等のせいだ
夢から覚めた頃には
春が来ていた もう3年経った

思い出ばかり歌って
もう何も残んない 僕がここに居る
大人になれない儘で
膝を抱えた僕を見ている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

空想

閲覧数:84

投稿日:2023/11/05 20:36:51

文字数:456文字

カテゴリ:歌詞

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