選択が億劫だった 選ぶのが嫌だった
赤・青 有・無 真ん中の点をまるつけた

気持ち悪いと思われた 構ってちゃんと言われた
出・欠 M・F 書くのをやめた

どちらにもなりたくなくて
自分でもわからなくて
それでも答えは最初から突きつけられているような気がしてた

紙に書くだけの作業で頭が痛くなって鉛筆を折ったよ
誰にも理由は話せなかった
これ以上異端と判断されたくなかったから

興味本位で近付いてきた「理解者」には寒気がしたよ
片っ端からアドレスを消した
あっても苦しくて苦しくて堪まらなかったから

見つけてほしいのに溜め込んだ
説明が下手すぎた
嘲笑 好奇 空気読んでわかった

歩ける足が動かなくなった
前に進めなくなった
羨望 絶望 居られない気がした

決めないと人間じゃないみたいに言われて話すのをやめたよ
選んでも本物にはなれないから
それくらい、あんたの目を見たらわかった

打ち明けた瞬間の歪んでく表情が滑稽だったよ
ああまた違うこの人じゃなかったそう思わせてくれたよ
ありがとう

頭を抱えたから鏡が見られない
下を向きたくないから目を瞑った
そういうことだ
そういうことだ

あ―――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

愛者と障害

他人に相談できない悩みと理由ってあるとおもうんだ

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投稿日:2009/10/10 04:36:22

文字数:506文字

カテゴリ:歌詞

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