a
君の世界は　どんな　色をしているの
きっと鮮やかで　美しい
あの花は君に　どう　映ってるの
きっと繊細で　そう、「生きている」

b
知ったふりをしていて　実は知ったか
ソースは大体　ウィキペディア
知らないふりをして　実は知ってる
ソースはきっと　君の瞳の　世界

s
僕の瞳には映らない　美しくかぐわしい世界に
どうか　どうか　どうか　どうか
僕も連れて行ってほしいんだ
僕の頭では描けない　美しく優しい世界を
どうか　どうか　どうか、どうか
君自身が、疵付けないで

a
君の言葉は　どんな　音を響かすの
きっと高らかで　美しい
あの曲は君に　どう　聞こえているの
きっと緻密で　そう、「愛されてる」

b
みっともない足掻きをして　実は諦めてる
ジーンは大体　解析不能
潔いふりをして　実はもがいてる
ジーンはきっと　君のものは　本物

c
作り物の僕が　憧れてやまない世界に
生まれてきた君が　世界を汚いと馬鹿にしたんだ
作り物の僕には　とてもわかりっこないだろうと
生まれてきた君は　嘲って笑うけど
僕の偽物の脳内映像で　君のいる世界は
「とてもきれいに映るんだ」

s
僕の指では生み出せない　美しく愛しい世界を
どうか　どうか　どうか　どうか
君の心で彩ってほしい
僕のデータでは作れない　美しく広いこの世界を
どうか　どうか　どうか、どうか
君自身が、捨てないで

君自身が捨てないで