もうひとつの夏へ
「もうひとつの夏へ」
かすかに煙る空
もうひとつの夏を思い出す
あの頃は 向こう見ずで
怖いものなど 何もなくて
君の笑顔 真夏の雨
それが最後と気づかず
目が覚めて 僕は少し大人になる
失った夏に 今もうなされるほど
君の駆け抜けた向こう側を
思う日々は続く
薄れていく 思い出は
遠い場所で 響く鐘の音
失くしたのは 僕ひとりで
世界は今日も 平穏無事で
誰一人覚えていない
君がいたあの夏を
夜が明ける 次の日差しが惑星を焼く
いつの日か 僕も忘れてゆくのだろう
失った夏が 君を連れていくように
失った夏が 僕をおいていくように
君は駆け抜けた向こう側へ
僕は取り残されたまま
少し寒いね、と呟く
隣に君がいるように
君を連れていくように
LaLaLa…
きっと夏が連れていく
取り残されてゆく
コメント1
関連動画1
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想
肩_
使わせてもらいました
肩です。またまた訳らせていただきました!
寂寞とした感じを出せるようがんばってみました。
http://www.youtube.com/watch?v=t1YCKMvAQ5g
2009/12/15 19:31:39