気が付けば 子供ではなくなっていて
大人ほど 狡くなれずに漂ってる
「嘘だとか誰かを裏切る言葉は
 いつの日かその身に還ると思いなさい」等

躾けられたことの端に違和感が滲む
世間に舞う声に嘘を見つけたら

どうしてなの? 大人の言うことばかり聞いてたら
不幸せになっていく心地が続くんだ
そうであればこの白線を越えてしまいたい
私の未来を攫うはずの列車が遠くへ行く

「ばれなければ皆幸せになれるでしょう?」
「いじめれば私はいじめられないでしょう?」
「衝いて出る悪口は止められないでしょう?」
「それはそう……世の中はそういうもんでしょう?」等

気付けば尚 醜い感情 心に染み込んで
躾けられたことも思い出せなくて

どうしてなの? 大人のする事ばかり真似たら
不幸せな末路へ向かう予感がするの
そうであれば誰を倣って生きてゆけば良い?
それでも白線を越えられず今も目を伏せたの

きっとこんな風に大人だって世の中に
首を傾げたまま大きくなったんだろう だから
傾いた視界に映る私達のこと
“間違い”だなんて叱るんだ

どうしてなの? 大人の言うことばかり聞いてたら
不幸せになっていく心地が続くんだ
そうであればこの白線を越えてみたいの
私の心を変えることが出来るのは
次に来る列車の行き先でもなく 私次第

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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十七才

「十七才」の歌詞です。

閲覧数:1,066

投稿日:2018/04/21 12:57:52

文字数:558文字

カテゴリ:歌詞

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