零夜 歌詞
夏の終わりの風が
月明かりの中を泳ぐ
心ざわついて今夜は眠れない
ただ朝が来るのを待つ
いつも祭りの果ては
気まずさと苦味が残る
掴めなかったものだけ数えては
咲かせなかった未来
探してるよ
溢れ出した感情は
行き場を失くした迷子だ
すれ違い
食い違い
交わらない世界線で
残されてる繋がりは
モノクロの記憶だけれど
何かが零れて落ちた
諦めてたはずの
チクリと心刺す痛み
朧気で薄れそうな記憶を
書き換えてしまいそう
そんな夜は
隠した言葉を吐いて
自堕落に迷ってもいいさ
募るのは
欲しいのは
何かさえわからないまま
進んだ先の未来が
怖くて僕は逃げ出した
変われない
安堵したい
楽になりたい弱虫だ
伝えられないさよなら
いつまでも囚われている
動けない僕が残された
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